一時期は大阪港で２０００匹以上も発見され
職員が刺されるという被害が出たヒアリ。

そもそも、ヒアリとは一体なんなのでしょうか？

ヒアリに刺されるとどんな症状が
出てしまうのか？？

ヒアリとはどれくらいの大きさで
どんな特徴があるのか！？

画像付きでまとめてみました。

ヒアリです。

大阪港や大阪岸和田市で２０００匹以上も
発見され、更には職員が刺されるという事態を
もたらしたヒアリですが、
そもそも、ヒアリってどんな昆虫なのか？！

ヒアリとは

特定外来種として国が指定しているもので、
原産地は南アメリカ

大きさは２〜６ミリ
体は主に赤茶色で農耕地や
公園などのひらけた場所に生息しているようです。

日本では、２０１７年に兵庫県で初確認されて以降、
愛知県や大阪市でも見つかっているという。

うーむ、元々は日本にはいなかった外来種ってやつですね。

どこかのペットショップ？
というのでしょうか？誰かが飼っていたのが、
外に漏れたんですかね？

これだけ、広い範囲で生息しているということは、
それだけ生命力が強く、日本の気候と合っている
という事が考えられますので、

今後、大阪や兵庫以外でも、
発見される可能性は非常に高いと言えるでしょう。

ヒアリの特徴

ヒアリは基本は雑食で、
節足動物やトカゲなどの小型脊椎動物から
甘露、樹液、花蜜、種子まで、何でも食うって感じですね。

樹液を吸うのと、トカゲを食うって
随分、掛け離れているように思いますが、
ニュースになるくらいですから、外来種特有の
奇抜さがあってもおかしくないと言えるでしょう。

また、ヒアリは攻撃的なのが特徴で
節足動物以外にも爬虫類、小型哺乳類をも集団で攻撃し、捕食するとか。

体長２〜６ミリの虫が小型の哺乳類まで
捕食するとは、ちょっとびっくりですね。

昆虫界のピラニアという事で
注意が必要かもしれませんね。

ヒアリに刺されるとどうなるのか？

ヒアリは英語でfire ant（ファイア・アント）
と、呼ばれ、

世界の侵略的外来種ワースト１００選定種
にも選ばれるというくらい危険な生物です。

我々、日本人からしたら、たかが２ミリから
５ミリのアリっしょ！？

と、思ってしまいがちですが、
猛毒を持っていまして刺されると、アルカロイド系の毒によって
非常に激しく火傷のような痛みを発症するらしく、ひどい場合には
アレルギー反応（アナフィラキシーショック）を引き起こす事もあり

最悪の場合、死に至るケースもあるそうです。

炎のアリとは、よく言ったもので、
舐めてかかると、どえらい目にあうという事ですね。

ヒアリに刺された時の対処法について

ヒアリに刺されたら、病院に行って、
治療する必要があります。

猛毒があると言う事ですので、
もし、刺されたら、すぐに病院に行きましょう。

Amazonなどで、ポイズンリムーバーといって、
毒を吸い出してくれるアイテムがあるみたいですが、それらはあくまでも、病院に行くまでの繋ぎ
的なものとして考えましょう。

日頃からのヒアリ対策について

ヒアリは繁殖力が非常に強く、
公園や家の庭、街中の植え込みや、
歩道の脇など、日常生活で行く所に
普通に生息しています。

身体が小さい為、なかなか他のアリとの
見分けがつかないのですが、

ヒアリの巣は下記の画像のように
特徴的ですので、見つけたら、絶対に
近づかないようにしましょう。

間違っても踏んづけたりしない事！

ヒアリは攻撃的な生物ですので、
巣をいじられると集団で信じられない
スピードで襲いかかってきます！

足とかなら、簡単に刺されてしまう
くらいのレベルと考えるべきでしょう。

繁殖力が非常に強いという事で、
あなたの身近な場所にも既にいると
思ってもいいかと思います。

公園など、子供が好奇心で巣を
踏んづけたりして、刺される可能性が
ありますので、注意が必要ですね。