(こちらの記事は2015年に書いた記事の復刻です。古くてさーせん。)
近年、ワタミなどの飲食店などで
過労が原因で精神疾患になるケースが
多発しているのですが、
ブラック企業ランキング2015から
考える今後の日本のビジネスのあり方、
そして個人がいかにこの時代を生き抜くのか!?
という事についてお話したいと思います。
どうも、たこやきです。
アベノミクス効果で株価の上昇
そして、急激な円安で景気が持ち直している
ような事が言われていますが、
その陰で、まだまだブラック企業
と呼ばれる存在が多数あるのが現実です。
牛丼チェーン店『すき家』を展開する
ゼンショーグループなどは、
一時の円高ブーム、デフレの時を
価格競争で勝ち抜いてきましたが、
今のように円安になると、
コストが上昇し、低価格を維持するのが
困難な状況になってしまっていますよね。
値上げをすると売り上げが落ちる!
でも、コストは上がる一方!
そうなると、なんとかしてコストを削減しないと
いけなくなる訳ですが、
コスト削減で最も手っ取り早く
簡単に出来るのが人件費なんですね。
すき家は24時間365日
営業している訳ですが、
一時は、深夜時間帯の店舗の人員配置を
1人にしていた時がありましたよね。
これは、すき家に限った事ではなく、
コンビニエンスストアでも、売り上げが少ない店舗では
深夜はアルバイト1人だけで営業しています。
僕も就職浪人時代、
コンビニの夜勤のバイトをしていたんですが、
週の半分以上は1人で入ってました(笑)
フランチャイズの店なんかは、
ガチで人件費をいかにして削減するか!?
という事に必死なあまり、
店長が朝から深夜まで1人で
シフトに入っているという。
まー、コンビニの深夜は僕が住む大阪でも
梅田や難波などの中心地でクラブが近くにある所なんかは
メチャメチャ忙しいんですが、
オフィス街なんかは、拘束時間が長いだけで
仕事量自体は少なかったりします。
○将などの飲食チェーン店とかは
常に全力で動いてる感じがして
本当に忙しそうだなーっていつも思います。
大手でも給料はいいけど、
富○通などのSE業の労働時間は
友人の話を聞いてると凄まじいものがあります。
繁忙期になると1か月全て出勤
朝は9時から仕事で終わるのが深夜1時とか2時です。
公務員でも部署によっては、
徹夜で勤務、正月1日から出勤で
月の残業も200時間超えと
考えられない数字を叩きだしています。
サラリーマンになるのが、
大学卒業後の22歳からと考えて、
定年が65歳で40年以上も
上記に挙げた生活を送る訳です。
しかも、企業業績が悪化すれば
リストラされて、この先どうやって
飯を食っていけばいいんだ!!
ってなる事も余裕である訳です。
アベノミクス効果で円安になって
業績が上がる企業もあれば、下がる企業もあります。
サラリーマンやってりゃー
毎月決まった日に給料が入って安定
と思っていても、会社が潰れたら
収入はゼロになります。
つまり、ブラック企業であろうと
そうでなかろうと、リスクをずっと抱えたまま
毎日、長時間働き続けなければならないという事です。
ぶっちゃけ、ブラック企業ブラック企業って
言われてますが、どこの会社に就職しても、
月の残業は100時間位はいくんですよ。
一生懸命勉強していい大学に入って
就職してみたら、毎日毎日がひたすら労働の日々
これって、幸せな事でしょうか?
勿論、就職先の仕事に信念をもって
取り組んでいる人は充実した人生と言えるかもしれませんが、
大多数の人はそうでないと思います。
そんな時代を幸せに生きる為に必要な事は
僕は、自分で稼ぐ力を身に着ける事だと思います。
僕は元々は公務員でしたが、
今では公務員時代の給料の倍以上の収入が
毎月入ってきてますし、
完全に個人でやっていますので
人間関係に悩む事も、嫌いな上司や先輩に
パワハラを受ける事もありません。
金銭的にも精神的にも時間的にも
自由な環境で生活しているので、
公務員時代に発症したうつ病も
かなり寛かいしています。
誤解がないように言っておくと
これは、今すぐ会社を辞めてネットビジネスを
やりなさい!
と言う事ではなく、
会社務めしながらでも、
自分で稼ぐ力を身に着ける事を
考えて欲しいんですよ。
そうすれば、いつリストラに合おうが、
過酷な労働で辞めようが、飯を食っていけなくなる
というリスクがなくなる訳です。
サラリーマンを辞めなくても、
自分で稼ぐ力が身に付けば収入も上がりますので、
金銭的にも余裕が出来ますし、
金銭的な余裕が出来れば、
精神的にも余裕が生まれてきますからね。
今、サラリーマンをしていて、
毎月決まった日に給料が入って安定していても、
それが突然なくなるリスクはあります。
ですので、自分でお金を稼ぐ力を身に着ける
という事をほんの少しでもいいので、考えて頂ければと思います。